番外編COMDEXへの道

cmd97039.jpg (5108 バイト) ”そうだ!COMDEXに行こう!”と思いたったのが9月。昨年の様に会社の出張じゃないし自由はあるが金は無い!予算は、15万円。滞在は最短の3泊で計画し行動をおこした。

 

出発編

cmd97087.jpg (4858 バイト) すでにツアーも無く個人であたるしかない。どちらにせよ最近はCOMDEXの週のラスベガスの一般ツアーなんてものは設定されてなかったり妙に高い。そこでまずはCOMDEXのレジストレーション。Webにてレジストする。僅か1週間後にCOMDEXバッチが届く。COMDEXバッチと共にUS国内便とホテルのレジストレーションフォームが届いた。この時点で国内線の込み具合と部屋のとれなさは予想できなかった。まず、格安航空券を探す。日本とハブになるサンフランシスコとロサンゼルスは会期後半ならば余裕で予約できるがUS国内のラスベガス行きが確保できない。空席待ちもできるが万が一のオーバーブッキングが恐い!やっぱり格安は止めようと気も小さくなりJALへTEL!これが今回はラッキーだった。早割りキップ(格安航空券より数万円高い!)の確保からUS国内線の空席確保までお任せできた!数日後、航空券確保の知らせ!!同時にお願いしたホテルもラスベガスのフォーコーナーと呼ばれるストリップではメインのホテルを1泊約100$で確保できた。ちなみにCOMDEX事務 局でのレジストでは1泊350$の部屋である。とてもラッキーだった。

教訓:ホテルは高い!部屋は無くなる、US国内線も無くなる早めの確保!!

 

現地

cmd97027.jpg (6453 バイト) 基本的にCOMDEX会場のLVCC、SECC、Hilton、とAdultdexのインペリアルパレスの場所とホテル、空港の相対位置さえ判れば問題ない。フォーコーナーから各会場、会場間は徒歩で移動できる。シャトルバスやCAT、タクシーは渋滞で動かないので自分の足が一番。乾燥した街だからミネラルウォータ片手にブラブラするのが一番。ショーが見たければホテルのデスクにあるガイドブックを眺めればすぐに予約できる。お金が足りなかったり小銭が欲しいときはカジノでスロットルに念じれば10倍位の現金が帰ってくる。(今回はHILTONのスタトレ風カジノで稼がせてもらった。トレッキーにはたまらないカジノ!!)まことに便利な町である。USの人々にとってラスベガスとは日本人(関東)にとっての熱海みたいなもんである。いやそれ以上に観光客にとって過ごしやすい町ではないだろうか?今回、出国に際して色々参考にしたのはラスベガス大全である。とても役立つ。あと、USでも市内電話でメールしたいという気持ちでEmaiのフォワード先としてA OLに入った。WorldWideなアクセスポイントがあり便利であった。接続するたびに表示される日本のヘッドラインは”山一証券事件”を報じていた。ちなみにラスベガスではMSNよりつながりやすかった。パソコン通信をするための装備としては、”変圧器”、”モデムテスタ”、”音響カプラ(あまりUSでは必要ない)”、”予備モデム(特性の問題と破損に備えて)”、”モジュラケーブル”を持参した。
ラスベガスではHな店はきっと沢山あるのだろうがトップレスのマジックショー(サンレモのは楽しい)やCOMDEX目当てのAV嬢のショーくらいしか知らなかった。今回、ラスベガスの風景写真で有名な看板のトップレスPUBへ意をけっしてに入った。入ってみると映画でよく拝むようなカウンターバー。店の壁沿いにはソファーが並び夫婦やカップルで入場した人たちはそこへ通される。独り者はカウンターである。入場は無料だが2Drinkがミニマムチャージ。それでもバドワイザ2本で11.5$だから日本のその手の店より安い。女の子がカウンターの上でトップレスで踊っている。人が座ればそこへ近づきアピール。一応1$のチップを渡す。このパターンが女の子が変わるたびに繰り返される。滞在した20分間で5人を拝めた勘定になる。ちなみに日本の東京・新橋に夏になるとトップレスのおねぇさんが登場するビアガーデンがあるというが、そこではチップが1000円だそうである。つまりパンティーに挟んだり胸に挟むには札じゃなきゃだめなのである。1$と1000円、物価の差というか通貨の使い方を考える一瞬であった。で、トッ プレスのおねぇさんであるが、ぼーっと見ていると”ハァーイ”と娼婦の様な服着たおねぇさんが横に座ってくる。とりあえず挨拶して適当に話していると”プライベートテーブルダンスはどうだ?20$だよ”と言ってくる。怪しいので断るとすぐに立ち去る。で、そのおねぇさんが居なくなると、次のおねぇさんがくる。私の膝なでたり、日本語話せるおねぇさんが来たりとバラエティで面白かった。結局どんなサービスかというと、向かいのカウンターに座った米国人に最初のおねぇさんが迫り商談が成立したようなので目で追っていった。2人は壁際にあるソファーに座りすぐにおねぇさんが彼の前で立ち上半身はだかになり踊り目の前でランバダを踊り出した。男の方は触ることも動くことも許可されて居ない様でじっと彼女を見ていた。そのダンスはものの5〜10分程で終了した。その後、彼は服を着た彼女にエスコートされカウンターの席に戻ってきた。確かに細かくおねぇさんに指示を出して踊ってもらえれば楽しいのだろうけど、ボキャブラリが少ない上に現金が殆どない私は参加することなくそそくさと店をでた。 Cmd97091.jpg (3973 バイト)
bnymgm2.jpg (3655 バイト) カジノといえば”バニーさん”と言う思い込みがあったのだが、バニーさんはほとんどいない!というのが結論。ただ、耳なし、タイ無しのバニーコートらしき姿をMGMグランドで発見した。白っぽい完全なバニーコートにしっぽの代わりにセーラームーンの様な大きなリボンが付いている。

教訓:1$と25Cは沢山用意しよう!

 

帰国

これといってトラブルは無かったが、税関でCOMDEXのパンフレットを段ボールに入れて持ちかえろうとした人が事情聴取されていた。普通の段ボールだと怪しいらしい。開けられた人も迷惑な話だが、
結局何も無かったので再梱包する税関係員も大変そうだった。

教訓:COMDEXのパンフレットはそれっぽいLVCCで配布されるIBMの段ボールを使おう!

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